カメラ
- 雪村夏生
- 2016年7月3日
- 読了時間: 3分
明日ホームページを公開します。
連絡をいただいたとき、ここまできたんだなあ、と感慨に浸った。
それもこれもメンバーの皆さんのおかげであって、私は何もしていない。
感謝はもちろんだが、そろそろメンバー一人一人にスライディング土下座でも
しないとなあ、と考えている。
コラム一回目から、名も名乗らずに何言っているのだ、と思われる方もいるだろう
と思うので、軽く自己紹介をしておこう。
雪村夏生(ゆきむらかお)という。
どこぞでどう活動しているという話は、ホームページ内にあるので省くが、
恐れ多いながらYRKKのリーダー枠をいただいている。
ただし何も貢献していないので、そろそろ貢献できそうなことをしようと思っている。
公式ツイッターをご覧の方は、【本紹介】がときどき流れてくると思うのだが
あれをやっている人だ。
選び取っている本に偏りがあるのは、大目に見ていただきたい。
執筆以外には、写真撮影も趣味の一つだ。
月に一度、風景を取りに行く。六月にはあじさいを撮りに行った。
満開の時期からやや遅れていたので、力なくどうにか咲いてるぜ、疲れた、
とでも言っていそうなものもあったが、比較的きれいに咲いていて、
数え切れない数のシャッターを押してきた。
さほど写真に精通しているわけではないが、デジタル一眼レフをそれなりに扱う。
マニュアルフォーカスで撮る(カメラに小さなレンズがあって、そこから覗いて自分でピントを合わせて撮る)方が好き。
だが、まだまだ初心者なので、ピントが合っていない写真を量産することの方が多い。
カメラを始めて何がよかったのかと言うと、景色に敏感になったことだ。
視野が広くなった。
今まで目を向けることのなかった景色に、気が付けるようになったのだ。
道端に生えている名の知らない草。
ただの雑草と切り捨てるのもよし。
でもよく見てみると、こいつの草の伸び方やべえな、とか、
うわ、この色めっちゃ綺麗やんけ、と様々な発見ができる。
その日一日、ちょっと得した気分になってしまう。
単純な性格だと我ながら思うが、こんなことで得した気分になれるなら、
単純な性格も悪くないかなあとも思う。
今更だが、始めたきっかけは、コスプレのカメラマンをやってくれないか。
と依頼されたとき。
始めた頃よりは回数こそ減ったものの、今でも撮らせていただく。
ポーズを決めたり構図を考えたり、あの一枚を撮るのにかなり試行錯誤をしている。
こちらもレイヤー様方をどのようにして撮れば一番もっともな写真が撮れるかと、
設定をいじったり撮る位置を考えたりする。いつの間にか本気になっている。
本気でやっているから、決められた小さな枠の中でも生き生きとした素晴らしい一枚を生み出せるのだなあ、と感じるようになったし、本気でやっているから、撮るのは楽しい。
本気を出すのはいいぞ。
このコラムはオムニバス形式なので、毎度毎度性格の違うものが掲載されていく。
読むのが楽しみだ。
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