一周年
- 雪村夏生
- 2016年10月1日
- 読了時間: 2分
サークルが設立して、早くも一周年が経った。
早いなあと感じると共に、今までやってきたことを
振り返ると、メンバーの皆さんに助けられているばかりで、
自分では何も出来ていないことが多い。
何かをしたい、と思い立つことは多いのだが、
内容について深く考えないことも多いので、
全く自分には困ったものだ。
先日、同じく小説を書く友人たちと軽井沢に行ってきた。
自然に癒されたり、アウトレットでのんびりしながら
ホテルでは真面目に小説の話をした。
「何にでも言えることだけど、技術とかいうよりも
名前が先に売れればうまくいくものだよね」
スタイリッシュな友人がぼそっと言った。
確かに、別の分野で有名になった人が小説を書くと
売れたりするものだもんなあ。
納得せざるを得なかった。
私の通っている学校が、執筆の学校というこもあって
みんなどこかでそういう現実を常に意識している。
別にそういう学校でなくても、小説家を目指している
人ならば、感じないことはないだろう。
それでも書き続けるのはなぜだろうか。
私は執筆することが純粋に楽しくて、
やめようとしてもやめられない。
小説の中なら、すんなり口をついて出てこない言葉も
紡ぐことができる。
今後もこの楽しいという気持ちを忘れずに、
小説を書いていこうと思う。
そして、YRKKの活動をより一層盛り上げていこうと思う。
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